治療を勧める
大切な人と難聴ついて話を始めるのは、困難な場合もあります。特に、その人が気乗りしない場合などは難しくなります。しかし、その人が聞こえをよくするための長い道のりに踏み出すには、あなたのサポートが非常に重要です。フォナックなら、 治療方法を探すように大切な人を励ます親身で忍耐強い方法を学ぶお手伝いができます。
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私が詳しく知りたがったので、父は自分の難聴について喜んで話してくれます。
適切な場所を選ぶ
話し合いの間にその人が可能な限りはっきりと聞き取ることができるように、心地よく、背景雑音が少なく、プライベートな場所を選択しましょう。
よい時間を選ぶ
きちんと座って率直に話せるタイミングを選びましょう。これにより、あなたが気遣っており、心から心配してその話題を持ち出していることが、その人にはっきりと伝わります。
はっきりと話す
あなたの話をしっかりと理解してもらえるようにするために、話している間、あなたの顔がその人に見えるようにし、はっきりと話しましょう。繰り返しになりますが、この話し合いは持ち出す話題についてだけでなく、彼らのコミュニケーションの難しさも関係しています。
思いやりを見せる
自分が難聴だということを否定したくなるのはよくあることです。技術の進歩で補聴器の外観や性能がいかに変わってきたかを話すことは有益です。
難聴は単なる老化の一部分ではない
難聴は自然な老化の一部の場合もありますが、だからといって無視すべきではありません。早期介入は、難聴が原因ですでに低下しているその人の生活の質を元に戻す助けになり得ます。
補聴器で直ちに通常の聞こえに戻るわけではない
中には、補聴器に期待できる効果をよく知らなかったために、初めて補聴器を使ってみたときに失望する人もいます。補聴器を装用しても、失われた音を新しい方法で体験できるようになるだけで、自然な聞こえが回復するわけではありません。聞こえが完全に回復するのではなく、コミュニケーションにしっかりと参加したり人生を楽しんだりする新しい方法が得られるのです。
難聴の影響を受けるのは耳だけではない
難聴は、感覚の状態だけではなく、社会的な引きこもりや気持ちの落ち込みにもつながります。難聴を検査せずにいると、社会的な結果だけでなく、認知面や身体の健康への影響まで発生します。1
補聴器で老けて見えることはない
最近の補聴器のほとんどは非常に小さく、装用していても気付かれることはありません。また、多くは、トレンディーなヘッドホンやウェアラブル テクノロジーとよく似ています。あらゆる年代の人々が補聴器を装用しており、その多くは、そうしていることを誇りに思っています。フォナックでは、外耳道内に収まって外部からは全く見えない補聴器も提供しています。
オンラインで簡単に聞こえをチェック
フォナックの聞こえのチェックは、オンラインなのでご自宅で手軽に行えます。これは、難聴のレベルをセルフチェックいただくための簡単な最初のステップです。
さまざまな補聴器について学ぶ
補聴器の多数の選択肢をご覧ください。大切な人にさまざまな選択肢を見るように勧める際に役立ちますし、その人が補助機器でどのように生活の質が向上するかを理解するのにも役立ちます。
聞こえ評価の診察に付き添う
診察に付き添うことは、その人の聞こえの健康の長い道のりをサポートする上で欠かせない部分です。フォナックの家族中心のケア分野の研究からも、診察への付き添いは強く勧められています。情報を一緒に収集し、次のステップについて率直に話し合うことができます。また、重要な決定を下す手伝いができ、新しい補聴器購入の手続きを手伝うこともでき、成功体験に役立つことができます。
共感の重要性
初めて補聴器を使う人にとっては、家族や友人、同僚による励ましとサポートが重要になります。周囲が辛抱強く接することで、装用者本人が安心し、移行期間全体を通じて良好なコミュニケーションが取りやすくなります。いくつかの有益なヒントを知っておくと、初めて補聴器を装用する、または初めて難聴を経験している大切な人とより適切にコミュニケーションを取ることができます。
辛抱強い対応
大切な人があなたの言うことを理解できずにいる場合、特にその人が疲れている場合は、きちんと時間を取ってその人を助けてあげましょう。私達の感覚のすべてがそうであるように、聞こえの能力は疲れると低下します。このため、忍耐強い対応が非常に重要です。
明瞭さの確保
話すときは明瞭さを保ち、通常の音量で話しましょう。叫ぶと音がひずむうえ、不快になるため、叫ぶ必要はありません。
注意を払う
会話をしたいときにはその人の注意を引くと同時に、自分もその人だけにしっかりと注意を払いましょう。話し始める前に名前を呼ぶか、わかりやすいジェスチャーで話があるということを伝えましょう。これによりその人に聞く準備ができるため、言葉を聞き逃しにくくなります。
ポジションを決める
コミュニケーションを取るときの最適なポジションは、その人に直接面と向かうことです。パーソナル スペースには注意しながらも、比較的近くにいるようにします。離れすぎていると、すべてをはっきりと理解してもらえない可能性があります。その人のどちらか一方の耳の聞こえがよい場合は、聞こえる側に集中しましょう。ただし、その耳に直接話しかけることはしないでください。あくまで自然さを保ちましょう。
言葉を言い換える
正しく聞き取ってもらえないときは、別の言葉を使用してみましょう。言葉を言い換えると、その内容を理解するのに役立ちます。
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脚注:
1. Dawes, P., Cruickshanks, K. J., Fischer, M. E., Klein, B. E. K., Klein, R., & Nondahl, D. M. (2015). Hearing-aid use and long-term health outcomes: Hearing handicap, mental health, social engagement, cognitive function, physical health, and mortality. Int J Audiol, 54(11), 838–844.