フォナック補聴器は、Bluetooth クラシック、ハンズフリー プロファイル(HFP)、および A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)をサポートしているため、オーディオブック、音楽、動画などを聞くことができ、さらにハンズフリー通話も行えます。
よくあるご質問
フォナックでは、補聴器とアクセサリーでお客様に有意義な体験をお届けすることを最も大切に考えています。こちらでは、Bluetooth 接続、補聴器の設定と音質、ロジャー マイクロホン、テレビコネクター、フォナック製品を使用するための操作手順など、よくあるご質問とその答えを掲載しています。
Bluetooth ストリーミングと通話
1. iPhone のホーム画面を表示し、[設定]アイコンをタップします。
2. 設定メニューで[Bluetooth®]アイコンをタップします。
3. スライダーをタップして Bluetooth を[オン]にします。
4. まず電池ホルダーを開いて5秒間待ってから再び閉じるか、 充電式のフォナック補聴器を使っている場合は補聴器の電源を切ってから入れ直します。
5. 数秒後に、フォナック補聴器の名前が iPhone の画面に表示されます。
6. Bluetooth 対応機器のリストから補聴器を選択します。
7. 補聴器からビープ音が鳴ったらペアリング成功です。
これで iPhone がフォナック補聴器と接続されました。
1.Android 電話のホーム画面を表示し、[設定]アイコンをタップします。
2. 設定メニューで[Bluetooth®]アイコンをタップします。
3. スライダーをタップして Bluetooth を[オン]にします。
4. まず電池ホルダーを開いて5秒間待ってから再び閉じるか、充電式のフォナック補聴器を使っている場合は補聴器の電源を切ってから入れ直します。
5. 数秒後に、接続できる機器のリストにフォナック補聴器の名前が表示されます。
6. Bluetooth 対応機器のリストから補聴器を選択します。
7. 補聴器からビープ音が鳴ったらペアリング成功です。
これで、Android スマートフォンがフォナック補聴器と接続されました。
コンピューターから補聴器での通話を行うには、以下の手順に従ってください。
- コンピューター/ノートパソコン/タブレットで Bluetooth が有効になっていることを確認し、接続設定メニューで Bluetooth 対応機器を探します。
- 補聴器の電池ホルダーを開いてから閉じてペアリング モードに入るか、充電式のフォナック補聴器を使っている場合は補聴器の電源を切ってから入れ直します。
- これで、補聴器をコンピューターとペアリングするまでに3分間の時間があります。
- 見つかった Bluetooth 対応機器のリストがコンピューターに表示されます。リストから補聴器を選択して、補聴器とペアリングします。
- 補聴器を装用している場合は、確認音が聞こえます。
- いったん補聴器がコンピューターとペアリングされたら、FaceTime や Skype、WhatsApp を使用して通話できます。
フォナック補聴器で通話する場合は、以下の点が重要です。
- 携帯電話の信号強度を確認してください。場合によっては、電波の強い場所に移動する必要があります。
- 電話と補聴器の間で、自分の身体や壁、硬いボードなどの障害物がなくなるように、電話の位置を調整してください。こういった障害物は、ワイヤレス音声信号と干渉する場合があります。
- Bluetooth の範囲内にいることを確認し、物質的な障害、干渉、環境条件、電池の状態などの要素が接続性に影響を及ぼすおそれがあることに注意してください。
- 通話中に移動する場合は、電話を一緒に持ち歩くようにしてください。
- 電話が、電話のスピーカーではなく補聴器を通じて通話をストリーミングしていることを確認してください。補聴器の多機能ボタンを使用して、通話に応答してください。
- iPhone Bluetooth通話中の音質の問題は、iPhoneの電源を1日1回オフにしてからオンにすることで解決できます。
- 使い捨ての空気亜鉛電池を備えた補聴器の場合は、適切に下塗りされた新しい電池を使用していることを確認してください(補聴器に挿入する前に、タブなしで電池パケットから2〜5分間放置します)。
- 可能であれば、雑音の元から離れてください。最も良いのは、通話中には静かな場所を探すことです。これにより、通話相手の音質も向上します。
- 携帯電話のボリュームコントロールを使用して、通話の音量を上げます。
- お使いのフォナック補聴器の多機能ボタンがボリュームコントロールとして使えるように設定されている場合は、上側のボタンを押せば通話の音量が上がり、周囲の音が小さくなります。
フォナック補聴器を使用した通話音量を変更するには、以下の2通りの方法があります。
- 携帯電話の音量ボタンを使用します。
- お使いのフォナック補聴器を聴覚専門家がそう設定していれば、補聴器の多機能ボタンを以下のように使用することもできます。
- 音量を上げるには、上側のプログラムスイッチを使用します。
- 音量を下げるには、下側のプログラムスイッチを使用します。
- お使いのフォナック補聴器にプログラムスイッチが1つしかない場合は、それがどのように設定されているかを聴覚専門家にお問い合わせください。
音量設定についてその他の質問がある場合は、フィッティング後に受け取った補聴器設定の紙を確認するか、聴覚専門家にお問い合わせください。
通話が確実に補聴器を通じて転送されるようにする最も簡単な方法は、かかってきた電話に補聴器のプログラムスイッチを使用して出ることです。それでも電話で発信者の声が聞こえない場合は、電話の音量ボタンを使用して通話の音量を上げてください。電話をかけるときには、通常通りに通話を開始します。iPhone の設定に従って、通話が自動的に補聴器に転送されます。電話に出るとき、または通話中に、以下の手順によって通話の転送を iPhone から補聴器に変更することができます。
- 通話画面で[音声]ボタンを選択します。
- すべての転送オプションが入ったメニューがポップアップ表示されます。
- 補聴器の名前を選択します。
- これで、発信者の声が補聴器で聞けるようになります。
メモ:通話がデフォルトで補聴器に転送されるように iPhone を設定することもできます。電話の設定オプションをご覧ください。聴覚専門家が補聴器のボタンをボリューム ボタンに設定している場合は、通話の音量を補聴器のボタンで調整することもできます。以上で問題が解決しない場合は、電話からペアリングを削除し、電話と補聴器を再起動してから再び補聴器と電話をペアリングしてください。
アプリへのペアリングと接続
どの電話であればフォナック補聴器と一緒に使用できますか? フォナック補聴器で使用できる Bluetooth のバージョンを教えてください。
フォナック補聴器は、Bluetooth 4.2で動作することが確認されています。Bluetooth、ハンズフリー プロファイル(HFP)、およびA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)をサポートしているモバイル機器であればフォナック補聴器と一緒に使用できます。
- 通話については、Bluetooth 2.1以上をサポートしている電話であればどの電話でもお使いいただけます。
- Bluetooth のバージョンが2.1以前の電話で動作する場合もあります。
- マイフォナック アプリを使用するには、お使いの電話が以下の最小要件を満たしている必要があります。
OS と Bluetooth バージョン | ||
iOS バージョン15.0および Bluetooth バージョン4.2以上 | Android バージョン8.0および Bluetooth バージョン4.2以上 |
非充電式補聴器をペアリングして接続するには、マイフォナック アプリを起動し、手順に従ってください。
1. [機器をペアリング]をタップしてペアリングを開始します。
2. Bluetooth® をオンにして、マイフォナック アプリにご利用の機器への接続を許可します。
3. ペアリングを可能にするには、補聴器の電池ホルダーを開け閉めして補聴器を再起動します。
4. [続行]をタップするとペアリング開始となります。アプリによる機器の検索が行われます。
5. アプリの画面に[見つかった機器]が表示されます。ご利用の補聴器を選択します。しばらく経つと補聴器が接続されます。
6. 各補聴器への Bluetooth ペアリングのリクエストが電話画面に表示されます。[ペアリング]をタップします。
7. これで補聴器が正常にペアリングされるはずです。[続行]をクリックしてプロセスを完了するか、[オプション設定]を選び、通話とストリーミング用に補聴器のコントロールを有効にする方法を表示します。
充電式補聴器をペアリングして接続するには、マイフォナック アプリを起動し、手順に従ってください。
1. [機器をペアリング]をタップしてペアリングを開始します。
2. Bluetooth® をオンにして、マイフォナックにご利用の機器への接続を許可します。
3. Bluetooth のペアリング モードを有効にできるよう、以下の方法で補聴器を再起動してください。
- 補聴器のボタンの下部を4秒間長押しします。LED ランプが赤色に変わります。
- 補聴器のボタンの下部を2秒間長押しします。LED ランプがグリーンに点滅します。
4. [続行]をタップするとペアリング開始となります。アプリによる機器の検索が行われます。
5. アプリの画面に[見つかった機器]が表示されます。ご利用の補聴器を選択します。しばらく経つと補聴器が接続されます。
6. 各補聴器への Bluetooth ペアリングのリクエストが電話画面に表示されます。[ペアリング]をタップします。
7. これで補聴器が正常にペアリングされるはずです。[続行]をクリックしてプロセスを完了するか、[オプション設定]を選び、通話とストリーミング用に補聴器のコントロールを有効にする方法を表示します。
非充電式補聴器をペアリングして接続するには、マイフォナック アプリを起動し、手順に従ってください。
- 1. [機器をペアリング]をタップしてペアリングを開始します。
2. Bluetooth® をオンにして、マイフォナック アプリにご利用の機器への接続を許可します。
3. アプリの初期セットアップ中に、スマートフォンで位置情報サービスを有効にする必要があります。
4. ペアリングを可能にするには、補聴器の電池ホルダーを開け閉めして補聴器を再起動します。
5. [続行]をタップするとペアリング開始となります。アプリによる機器の検索が行われます。
6. アプリの画面に[見つかった機器]が表示されます。ご利用の補聴器を選択します。しばらく経つと補聴器が接続されます。
7. 各補聴器への Bluetooth ペアリングのリクエストが電話画面に表示されます。[ペアリング]をタップします。
8. これで補聴器が正常にペアリングされるはずです。[続行]をクリックしてプロセスを完了するか、[オプション設定]を選び、通話とストリーミング用に補聴器のコントロールを有効にする方法を表示します。
充電式補聴器をペアリングして接続するには、マイフォナック アプリを起動し、手順に従ってください。
- 1. [機器をペアリング]をタップしてペアリングを開始します。
2. Bluetooth® をオンにして、マイフォナック アプリにご利用の機器への接続を許可します。
3. アプリの初期セットアップ中に、スマートフォンで位置情報サービスを有効にする必要があります。
4. Bluetooth のペアリング モードを有効にできるよう、以下の方法で補聴器を再起動してください。 - 補聴器のボタンの下部を4秒間長押しします。LED ランプが赤色に変わります。
- 補聴器のボタンの下部を2秒間長押しします。LED ランプがグリーンに点滅します。
- 5. [続行]をタップするとペアリング開始となります。アプリによる機器の検索が行われます。
6. アプリの画面に[見つかった機器]が表示されます。ご利用の補聴器を選択します。しばらく経つと補聴器が接続されます。
7. 各補聴器への Bluetooth ペアリングのリクエストが電話画面に表示されます。[ペアリング]をタップします。
8. これで補聴器が正常にペアリングされるはずです。[続行]をクリックしてプロセスを完了するか、[オプション設定]を選び、通話とストリーミング用に補聴器のコントロールを有効にする方法を表示します。
iPhone のマイフォナック アプリで発生する接続問題はどのように修正したらよいですか?
- マイフォナック アプリを閉じてから再度開き、接続を再試行します。
- 電話で Bluetooth をオフにしてからオンにし、接続を再試行します。
- 補聴器を再起動し、接続を再試行します。
- 電話を再起動し、接続を再試行します。
上記のいずれを試しても問題が解決しない場合:
アプリのアップデート、スマートフォンの OS のアップデート後や、補聴器のフィッティングが変わったときは、補聴器への接続が確立できないことがあります。この場合は、Bluetooth® ペアリングやあらゆる Bluetooth 設定を削除する、アプリの完全リセットが推奨されます。
- アプリを閉じ、スマートフォンからアプリをアンインストールします。
- スマートフォンの Bluetooth 設定を開きます。
- ペアリングされている機器のリストで、ユーザーの補聴器を表す2つまたは3つの項目を探します。 3番目の項目は通話/ストリーミング機能用であることに注意してください。
- ペアリングされている機器を1つずつクリックしてペアリングを解除します。
- App Store から再び マイフォナック アプリをインストールします。
- [ホーム]セクションに到達するまでオンボーディング指示に従います。その後[機器のペアリング]を押します。
- ペアリングの指示に従います。
- [補聴器をマイフォナックに接続してください]という画面に到達したら、補聴器を再起動します。この指示は、画面に表示されることがあります。
- アプリで[続行]をクリックするとペアリング開始となります。[ペアリングが完了しました]と言う画面に到達するまで指示に従ってください。
- ユーザーが通話、オーディオ ストリーミング、タップコントロールを有効にしたい場合は、[オプション設定]を押すと設定できます。指示に従ってください。
- これで補聴器が正常にペアリングされるはずです。
Android スマートフォンのマイフォナック アプリで発生する接続問題はどのように修正したらよいですか?
- マイフォナック アプリを閉じてから再度開き、接続を再試行します。
- 電話で Bluetooth をオフにしてからオンにし、接続を再試行します。
- 補聴器を再起動し、接続を再試行します。
- 電話を再起動し、接続を再試行します。
上記のいずれを試しても問題が解決しない場合:
アプリのアップデート、スマートフォンの OS のアップデート後や、補聴器のフィッティングが変わったときは、補聴器への接続が確立できないことがあります。この場合は、Bluetooth® ペアリングやあらゆる Bluetooth 設定を削除する、アプリの完全リセットが推奨されます。
- アプリを閉じ、スマートフォンからアプリをアンインストールします。
- スマートフォンの Bluetooth 設定を開きます。
- ペアリングされている機器のリストで、ユーザーの補聴器を表す2つまたは3つの項目を探します。 3番目の項目は通話/ストリーミング機能用であることに注意してください。
- ペアリングされている機器を1つずつクリックしてペアリングを解除します。
- Google Play Store から再びマイフォナック アプリをインストールします。
- [ホーム]セクションに到達するまでオンボーディング指示に従います。その後[機器のペアリング]を押します。
- ペアリングの指示に従います。
- [補聴器をマイフォナックに接続してください]という画面に到達したら、補聴器を再起動します。この指示は、画面に表示されることがあります。
- アプリで[続行]をクリックするとペアリング開始となります。[ペアリングが完了しました]と言う画面に到達するまで指示に従ってください。
- ユーザーが通話、オーディオ ストリーミング、タップコントロールを有効にしたい場合は、[オプション設定]を押すと設定できます。指示に従ってください。
- これで補聴器が正常にペアリングされるはずです。
考えられる原因とトラブルシューティング:
マイフォナック アプリの初期セットアップ時に、片側の補聴器だけをペアリングした。両側の補聴器がアプリとペアリングされていることを確認します。
- マイフォナック アプリを開きます。
- [機器]をタップします。
- [私の補聴器]の下に、両側の補聴器がリストされているかどうかを確認します。
片側の補聴器のみがペアリングされている場合は、補聴器のアプリとのペアリングを解除して再度ペアリングする必要があります。アプリを開き、[機器] -> [私の補聴器] -> [ペアリング設定の解除]をタップします。アプリの指示に従って再びペアリングを開始します。
低電池残量。補聴器の1台の電池残量が低くなると、検出されなかったり、アプリに接続できないことがあります。両方の補聴器の電源が入っており、十分な充電残量があることを確認してください。
干渉。他の電子機器やワイヤレス信号など、外部の干渉が接続性に影響することがあります。別の環境で接続してみてください。
Bluetooth の接続問題。Bluetooth 接続を更新しなければならないことがあります。
- 機器の Bluetooth をオフにし、もう一度オンにします。
- 電話を再起動します。
- 補聴器を再起動します。
上記いずれを試しても問題が解決しない場合は、補聴器のアプリとのペアリングを解除し、再ペアリングします。
機内モード。誤っていずれかの補聴器の機内モードを有効にしてしまった可能性があります。補聴器を再起動して機内モードを終了し、ペアリングモードにします。
ソフトウェアのアップデート。スマートフォンのオペレーティング システムやマイフォナック アプリが最新ではありません。スマートフォンのオペレーティング システムとアプリの両方が最新であることを確認してください。
ファームウェアのアップデート。補聴器に最新のファームウェア アップデートが入っていません。補聴器に最新のファームウェアが入っているかどうかを聴覚専門家と確認してください。
重要:両側の補聴器には、同じファームウェアがインストールされている必要があります。
問題が解決しない場合は、担当の聴覚専門家に問い合わせてサポートを受けてください。
補聴器をペアリングするには、アプリでの初期設定が必要です。ペアリングは、アプリのセットアップ中にのみ実行する必要があります。それ以降は、アプリは補聴器を記憶し、アプリを起動するたびに自動的に接続します。補聴器をマイフォナック アプリにペアリングするには、[ホーム]セクションで[機器をペアリング]を押し、指示に従ってください。
補聴器が接続できない理由はいくつか考えられます。以下のトラブルシューティング手順を試してみてください。
- 補聴器がすでにアプリにペアリングされているかどうかを確認する。[機器]セクションには、各補聴器の接続ステータスが表示されます。
- インターネット接続を確認する。ペアリング プロセス中は、補聴器を接続し、リモコンにアクセスするためにインターネット接続が必要です。
- スマートフォンで Bluetooth® が有効になっているか、また補聴器の電源が入っているか確認する。
- 補聴器が Bluetooth ペアリング モードになっていて、適切な電池の電力があることを確認する。Bluetooth ペアリング モードにするには、補聴器の電源をオフにしてからまたオンに戻します。数分間、ペアリング モードのままになります。
- 電話と補聴器が機内モードになっていないことを確認する。
- Android™ スマートフォン- アプリの初期セットアップ中に位置情報サービスを有効にする必要があります。初期セットアップ後は、位置情報サービスがなくてもアプリは動作します。
- アプリを閉じ、スマートフォンを再起動してアプリを再起動します。アプリに接続するときは、以下を確認してください。
- スマートフォンで Bluetooth が有効になっている。
- 電話と補聴器が機内モードになっていないことを確認する。
- 補聴器が Bluetooth ペアリング モードになっていて、適切な電池の電力があることを確認する。
補聴器が以前にペアリングされているのにスマートフォンで見つけることができない場合は、トラブルシューティングに関するよくある質問をご覧ください。
*iPhone® でのマイフォナック アプリとの接続問題の修正方法
* Andoroid スマートフォンでのマイフォナック アプリとの接続問題の修正方法
補聴器
フォナック補聴器は、スマートフォンとの Bluetooth 接続に問題があることを検知すると自動的に再接続を試みます。これが再起動によって行われる場合があります。再起動が完了するまでには10秒もかかりません。この問題が頻繁に発生する場合は、聴覚専門家にご相談ください。
補聴器の再起動
補聴器がエラー状態になった場合は、以下の方法を使用してください。これによってプログラムや設定が消去または削除されることはありません。
フォナック インフィニオ補聴器用の手順:
プログラムスイッチを15秒以上押します。ボタンを押す前、補聴器の電源はオンでもオフでもかまいません。15秒後、補聴器のお知らせLEDランプがグリーンに点滅し、その後グリーンの点灯に変わります。この段階で、補聴器は使用できる状態になっています。
その他のフォナック充電式補聴器用の手順:
1. ボタンの下の部分を15秒間以上長押しします。ボタンを押し始める前に補聴器の電源が入っていてもいなくてもかまいません。15秒経過した後にライトまたは音による通知はありません。
2. 電源に接続した充電器に補聴器を入れ、インジケーターライトが緑色に点滅するまで待ちます。これには最長30秒かかることがあります。これで補聴器が使えるようになります。
フォナック補聴器で通話する場合は、以下の点が重要になります。
- 携帯電話の信号強度を確認してください。受信状態が良い場所に移動することが必要な場合もあります。
- 電話と補聴器の間に自分の身体、壁、固い面などの障害物がないように電話の位置を調整してください。こうした物は、ワイヤレスの音信号と干渉します。
- 電話と補聴器の距離が空きすぎないようにしてください。公式の Bluetooth 規格では Bluetooth の最大範囲は10 m となっていますが、この範囲は多くの因子によって変化し、実際には10 m より狭くなる場合もあります。
- 通話中に移動する場合は、電話も一緒に持ち歩いてください。
- 電話が電話のスピーカーではなく補聴器を通じて通話をストリーミングしていることを確認してください。電話に出るには補聴器の多機能ボタンを使用してください。
はい。すべての機器を機内モードに設定するように要請された場合は、以下の手順に従ってフォナック補聴器を機内モードに設定します。
注:機内モードに入っても、通常の補聴器機能は無効になりません。Bluetooth 接続性機能のみ無効になります。補聴器が機内モードになっているときは:
- ストリーミングはできません。
- マイフォナック アプリへの接続はありません。
フォナック充電式補聴器
- 多機能ボタンの下部を3秒間長押しして補聴器がオフであることを示す赤いライトが点灯すると、補聴器がオフになります。
- これで補聴器の電源がオフになりました。
- 今度は、多機能ボタンの下部を7秒間長押ししてオレンジ色のライトが点灯したら、ボタンから手を離します。
- これで機内モードになりました。
- 機内モードを終了するには、補聴器のスイッチをオフにし、再びオンにします。
フォナック亜鉛空気電池式補聴器
- ボタンの下部を7秒間長押ししながら、電池ホルダーを閉めます。
- これで機内モードになりました。
- 機内モードを終了するには、電池ホルダーを開けてから再び閉じます。
現地保証
現地保証期間については、補聴器を購入した聴覚専門家にお問い合わせください。
国際保証
フォナックでは、購入日から1年間有効な限定国際保証を提供しています。この限定保証は、補聴器自体の製造と材料の欠陥は対象としますが、電池、チューブ、耳せんや外耳道レシーバなどのアクセサリーには適用されません。国際保証下における救済措置は、補聴器の無償修理に限定されます。保証は、購入証明書が提示された場合にのみ有効です。国際保証は、現地保証または消費者製品の販売を規定する国の適用法令によって与えられるユーザーの権利には影響しません。
保証の制限
本保証は、不適切な取り扱いやお手入れ、化学物質への暴露、浸水や過度の負担による損傷は対象としません。第三者または認可を受けていないサービスセンターによって生じた損傷は、保証を無効にします。本保証には、聴覚専門家がクリニックで行うサービスは含まれません。
[自動電源オン]機能が無効になっています。[自動電源オン]を有効にするには、以下の手順に従ってください。
- マイフォナック アプリを開きます。
- [機器]をタップします。
- [自動電源オン]をタップします。
- スライダーを左から右へ動かして、[自動電源オン]を有効にします。
ロジャー マイクロホン
フォナック補聴器は、以下のロジャー マイクロホンと互換性があります。
- ロジャー オン
- ロジャー セレクト/ロジャー セレクト iN
- ロジャー テーブルマイク II/ロジャー テーブルマイク II iN
- ロジャー ペン/ロジャー ペン iN
- ロジャー イージーペン
- ロジャー クリップオンマイク
- ロジャー タッチスクリーン
- ロジャー パスアラウンド マイク
ロジャー オンの音量は最適なレベルに設定されており、その場の環境に合わせて自動的に調整されます。ロジャーの全体的な音量を変更する必要があると感じる場合は、聴覚器センタースタッフにご連絡ください。
ビームを手動で操作するには、以下の2通りの方法があります。
- 機能ボタンを押すことによりロジャー オンをインタビューモードにしてから、デバイスを話者の方向に向けます。または、ケースをロジャー オンのスタンドとして使用して、それを話者の前に置きます。
- ロジャー オンが自分から離れた場所にある場合は、マイロジャー マイク アプリを使用してスマートフォンから個別にビームを操作します。
ロジャー オンをミュートするには、機能ボタンを2秒間長押しします。マイロジャーマイク アプリを使用して、リモートからロジャー オンをミュートすることもできます。
はい、機能ボタンを2秒間押すと、ロジャー オンのミュートを解除できます。これにより、ネットワーク上のその他のマイクロホンがミュートされます。
はい、ロジャー オンをロジャー テーブルマイク II と組み合わせることにより、大人数のグループをマルチ トーカー ネットワークの一部として聞くことができます。ロジャー オンが他のマイクロホンもあるネットワーク上にある場合は、ロジャー オンを話者の胸元に取り付ける必要があります。
最大10台のロジャー マイクロホンを同時使用できます。
テレビコネクター
補聴器がテレビコネクターから1メートル以内の場所にあることを確認します。次に、テレビコネクターの背面にある接続ボタンを押します。10秒以内に、フォナック補聴器がテレビコネクターと正常にペアリングされたことを示す確認ビープ音が鳴ります。
以下を確認してください。
• テレビコネクターがテレビに接続されている*
• テレビの電源が入っており、音声信号がミュートになっていない
• 補聴器がテレビコネクターとペアリングされている**
• ご自分がテレビコネクターの範囲内にいる
問題が続くようなら、担当の聴覚専門家に連絡して、フィッティングソフトでテレビコネクター プログラムの[自動起動]が有効になっているか確認してもらってください。***
* テレビコネクターをテレビに接続する
**補聴器をテレビコネクターとぺリングする手順
***以下の点に注意してください。 自動起動と手動起動の違い
聴覚専門家に依頼して、補聴器を自動モードか手動モードに設定してもらうことができます。
- テレビコネクター プログラムの[自動起動]が有効になっていれば、テレビに電源が入ると補聴器は自動的にテレビコネクター プログラムに切り替わります。
- 補聴器がテレビコネクターに対して[手動起動]に設定されている場合は、テレビに電源が入ると、テレビコネクター プログラムが使用できることを知らせる信号が補聴器から聞こえます。テレビコネクター信号が検出されると、補聴器の多機能ボタンまたはマイフォナック アプリを使用して、プログラムを手動で起動できます。テレビコネクター プログラムは、切り替え項目一覧に入っています。テレビコネクターの信号が聞こえるまでプログラムを切り替えてください。
周囲の音が聞こえるように、補聴器のマイクロホンがオンになります。
フォナック補聴器は、フォナック テレビコネクターとの新しい接続が確立されるたびにビープ音を鳴らします。ビープ音が繰り返し鳴る場合、以下の原因が考えられます。
- AirStream™ テクノロジーの最大距離(約15メートル)より離れていると、接続が失われる場合があります。この距離は、環境に応じて多少変わります。この範囲ぎりぎりの場所にいる場合は、何度も接続と切断が発生して、そのたびにビープ音が鳴る可能性があります。
- たとえばあなたが別の部屋にいるときなどに、別の人がテレビをつけたためテレビコネクターが転送を開始してビープ音が鳴る場合もあります。
テレビコネクターをリセットするには、以下の手順に従ってください。
- テレビコネクターの背面にある接続ボタンを7秒間長押しします。
- この7秒間の間、最初はLEDがブルーで点滅し、その後、赤色で点滅します。リセットが完了すると、LEDはオレンジ色に変わります。
- リセットが完了したら、それまでデバイスに接続されていたフォナック補聴器がテレビコネクターのメモリから消去されます。
補聴器をテレビコネクターに再接続するには、以下の手順に従ってください。
- まず、補聴器がテレビコネクターから1メートル以内の場所にあることを確認します。
- テレビコネクターの背面にある接続ボタンを押して接続を確立させます。
- テレビコネクターの使用で問題が発生し続ける場合は、担当の聴覚専門家にご相談ください。
以下の点を確認してください。
- フォナック テレビコネクターは、テレビの音声をフォナック補聴器へ直接ストリーミングするのに適しています。これにより、お使いの補聴器がワイヤレスのステレオ ヘッドセットに変わります。
- フォナック テレビコネクターの詳細については、フォナックの製品情報 Web サイトにアクセスするか、担当の聴覚専門家にお問い合わせください。
充電の問題
充電の際に起こりうる動作、症状、およびトラブルシューティングのヒント
- 蓋を開けても充電器の LED が点灯しない。
- 一番下の充電器 LED がグリーン、オレンジ、または赤に高速で点滅している。
- 一番下の充電器 LED がオレンジまたは赤に点灯している。
- 充電器に入れても補聴器が充電されない。
- 3時間以上充電器に入れても補聴器が充電されていない - 補聴器の LED がグリーンに点灯しない。
- 充電器に6時間以上入れた後に補聴器に充電エラー(赤の LED の点灯)が表示される。
上記のいずれかが発生する場合は、以下の推奨事項を試してみてください。
- 充電器を使用する前に、補聴器を入れずに充電器を3時間充電します。
- フォナック提供のケーブル(フェライト ビーズ)と壁のコンセントを使用し、充電器に必要な電力が確実に供給されるようにします。
- ノートパソコン、モバイル の電池、シガー ライター ソケットなどの壁のコンセント以外の電源は使用しないでください。
- 室温が30°C 以下であることを確認します。
- 補聴器が充電器に正しく差し込まれていることを確認します。
- 聴覚専門家に、補聴器に最新バージョンのファームウェアがインストールされていることを確認してもらいます。
上記のどれを試してもうまく行かない場合は、以下の手順に従って充電器をリセットしてください。
- 補聴器をチャージャー ケース Go から取り出します。
- チャージャー ケース Go が電源に接続されていることを確認します。
- 底部にある、充電器裏側のゴム リングの近くにあるリセット ボタン(ピン ホール)を探します。
- ペーパー クリップまたはピン取り外し工具などの先端のとがった工具を使い、ボタンを押します。
- ボタンを8秒間長押しします。
- 電池インジケーターの下部 LED が赤、グリーン、赤と点滅し始めたらボタンを放します。
- 充電器を電源から取り外し、再び差し込みます。
問題が解決しない場合は、担当の聴覚専門家に問い合わせてサポートを受けてください。
充電の際に起こりうる動作と現象:
- 補聴器を充電した後、アプリの充電量が予想より少なく表示されます。
- 充電器で6時間以上充電しても、補聴器の LEDランプ がグリーンに点滅している - 緑色の点灯に切り替わりません。
- 充電器に取り付けた状態でも、補聴器の LEDランプ が点滅せず、補聴器がアプリに接続されません。
- 充電器から取り外しても、補聴器がオンになりません。
- 充電器に6時間以上入れた後に補聴器に充電エラー(赤の LED の点灯)が表示される。
上記のような現象が発生した場合は、以下の推奨事項をご確認ください。
- 補聴器と充電器、両方の接続部が汚れていないことを確認してください。
- 補聴器が充電器にしっかりと差し込まれていることを確認してください。
- フォナックが供給する充電器付属のケーブルおよびACアダプタを使用してください。これにより、充電器への最適な電力入力が確保され、補聴器の確実な充電が可能になります。
- 充電器用の電源として、ノートパソコンの USB ポート、シガーソケットまたは USB ハブを使用しないでください。
- 電池の状態を正しくアプリに表示させるには、補聴器を充電器から取り外してください。
- 聴覚専門家に依頼して、最新のファームウェアが補聴器にインストールされていることを確認してください。
補聴器を100% までフル充電できていません。充電端子が汚れている可能性があります。
補聴器と充電器の端子を清掃してください。この方法で解決しない場合は、担当の聴覚専門家に連絡して補聴器と充電器を点検してもらってください。
温度範囲に注意してください。充電式補聴器は、5~40°C 以外の温度で充電しないでください。この方法で改善しない場合は、聴覚専門家に補聴器と充電器の点検修理を依頼してください。