ロジャー オン 3は騒音下や離れた場所での日常使用に適した、ユニークなマイクロホンです。左右のどちら側から声がするかを認識し、空間情報を提供するため、視覚と聴覚の両方の手掛かりが得られます*。また、話している人の方向に自動的にビームが選択され、会話をサポートします。
ロジャー オン 3は、補聴器用のインテリジェントなマイクロホンです。騒音下や距離のある状況での変化し続ける難しい音環境で、会話の質を向上させることを目的として設計されています。
ロジャー オン 3を使用すると、騒がしい中でのことばに関する性能により、背景雑音のある場合に会話の語音明瞭度が改善されます¹。さらに、話者が特定されて自動的に選択されます。
双方向の音声ストリーミングを使用すると、オンライン通話中、自分と話し相手は騒音下で音声をはっきり聞き取れます。
レストランでの食事では通常、複雑で混ざり合った音や背景雑音が伴います。ロジャー オンを使用すると不快な雑音が低減されるため、会話をしっかり捉えることができます。
エンジンの音や道路の雑音があると、会話が困難になります。ロジャーの技術は、話者のことばを補聴器に直接送信することにより、コミュニケーションの課題を克服できるようにサポートします。
スポーツをしているときに、コーチやチームメイトの声を聞き取るのが困難な場合があります。ロジャー オン 3は、誰が話しているかを識別し、気が散るようなノイズを低減するので、ゲームに集中することができます。水しぶきから保護されているので、あらゆるスポーツや屋外での使用に適しています。
ロジャー オン 3に同梱のドッキング ステーションでテレビを視聴したり、スマートフォンにケーブルをプラグインするだけで音楽を鑑賞したりできます。
どんなライフスタイルでも、ロジャー オン 3は長持ちし、どんなシチュエーションにも合うように作られています。シャツに留めても、ポケットに鍵を入れても、バックパックに入れても安心です。
マイロジャーマイク アプリを使用すると、スマートフォンからロジャー オン 3を制御できます。環境や個人の好みに応じて、マイクロホンの設定をカスタマイズできます。聞く対象の1人または複数の話者にビームを向けたり、マイクロホン モードを変更したりすることも可能です。
電池がフル充電の状態で最大8時間の連続使用に対応しているため、電池切れの心配もありません。
暮らしの中で起こっている変化についていき、柔軟に対応できるソリューションが必要でした。ロジャー オンが最適なソリューションです。
ロジャー オン 3のマイクロホンは、自分のニーズに合わせて、手で持つ、テーブルの上に置く、話者に装用してもらう、オンライン通話でストリーミングするなど、柔軟に様々な状況で使用できます。ロジャー オン 3の設定は、環境に合わせて自動的に変化し、必要な聴覚パフォーマンスが実現します。
オンライン通話では、同僚の会話が補聴器に直接ストリーミングされると同時に、顧客の声がコンピューターに送信されて、同僚も雑音のある状況で顧客の声を明確に聞き取ることができます。こうした完備されたソリューションにより、ロジャー オン 3はヘッドセットのように使用することができます。
会議やレストランで、ロジャー オン 3のマイクをテーブルに置き、マルチビームテクノロジー2.0で音源を特定できます*。
インタビューモード2.0では3つのマイクロホンが並んでおり、背景雑音があるときに側方の会話を除外して、特定の話者に集中することができます。
ロジャー オン 3のシャープな指向性が要求されない、騒音が低い状況に応じた賢いソリューション。複数のスピーカーを離れた位置や前方で聴く場合に、より柔軟に対応できます。また、音声のステレオ伝送が可能なため、より良い定位の手がかりを得ることができます。この新機能は Roger Upgraderを介して、すべてのロジャー オン 3で手動で有効にできます。
会議や講義で、発表者がロジャー オン 3をクリップで留めて超小型マイクロホンとして装用すると、マイクロホンの位置に関係なく話者の声を自動的にピックアップできます。
ロジャー オン 3は、ノートパソコンやテレビの音声出力に接続し、音を補聴器に直接ストリーミングできます。
ロジャー オン 3を他のマイクロホンと組み合わせることができます。最適な聞き取りを体験するには、ロジャー テーブルマイク II と一緒に使用することがおすすめです。
ロジャー オン 3がミュートされると、ロジャーダイレクトを搭載した補聴器は瞬時にオートセンスOSに戻り、補聴器のすべてのメリットを維持します*。
ロジャー テクノロジーを使用する場合としない場合で、ことばの理解の差を体験してください。
ロジャー オン 3はフォナックのすべての補聴器に対応しており、ロジャーの受信機を介することでその他の補聴器や人工内耳にも使用できます。
新世代のロジャー マイクロホンはすべて無制限のレシーバーを内蔵しており、ロジャーダイレクトを搭載したフォナックの補聴器ですぐに使用できます。
ロジャー ネックループは、T コイルを備えた補聴器や人工内耳に対応した汎用型ネックループ受信機です。
ロジャー エックスは、市販のほぼすべての補聴器や人工内耳のスピーチプロセッサに対応した小型の汎用受信機です。
これらの受信機は、フォナック補聴器や人工内耳のスピーチプロセッサのデザインにフィットし、相性の良いカラーから選べます。
第3世代のロジャー オンには、新たに4つの特長があります:
ロジャー オン デバイスのヘッドセット モードは、USB ケーブルでコンピュータ、タブレット、スマートフォンの USB ポートに接続して動作するように設計されています。ヘッドセット モードを使用するには、付属の USB ケーブルを使用してロジャー オンをコンピュータに接続します。一部のタブレットやスマートフォンでは、USB-C to USB-C ケーブルが必要になる場合があります。このようなケーブルは電気店で安価に購入できます。短いオーディオ ケーブル接続を使用する場合、ヘッドセット モードはサポートされないことに注意してください。
ステレオマルチビーム(マルチビームテクノロジー 2.0)およびステレオ ワイド インタビューモードでは、ステレオストリームが必要なため、LRのが表示されます。補聴器をフィッティングした側をロジャー ダイレクトのみが検知します。他の受信機にはLRの表示がなく、従来のマルチビーム/モノラル ワイド インタビューモードが適用されます。
ロジャー オンは防滴保護が施されていますが、防水ではありません。雨天の屋外などでは使用できます。ロジャー オンが濡れたらスイッチをオフにし、乾燥した布で拭いてください。
マイロジャーマイク アプリを使用すると、以下の操作を遠隔で行うことができます。
Bluetooth® のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc. が所有する登録商標です。Sonova AG は、使用許可を得てこれらのマークを使用しています。
*ロジャー ダイレクトを備えた補聴器と連動
**新世代のロジャー オンでご利用いただけます。
***マイロジャーマイク アプリのみで有効です。
Thibodeau, L. (2014). Comparison of speech recognition with adaptive digital and FM wireless technology by listeners who use hearing aids. American Journal of Audiology, 23(2), 201-210