高音域の可聴性と識別性を評価するために使用される音素認識テストは、患者にとって高音域のことばの聞こえが最適であるかどうかを測る評価ツールです。
メーカー間の互換性から信号処理能力まで、音素認識テストには補聴器センタースタッフに役立つ数多くのメリットがあります。
顧客の語音明瞭度を改善するために開発されたこのテストの結果は、補聴器の設定をさらに向上させるための情報を提供します。ノア対応であり、14の言語でご利用いただけます。
テストはメーカー間で互換性がありますので、フォナックが開発したのではない機器でも実施可能です。また、信号処理能力の比較も簡単にできます。
音素認識テストとフィッティングソフトであるフォナック ターゲットを組み合わせると、医療従事者は優れた結果を得ることができます。フィッティング セッションで以前のテストの結果を表示し、その結果を直接適用できるインターフェースを提供するのは、フォナック ターゲットだけです。フィッティングソフトとテスト ソフトウェア間でのデータ共有にはノアが必要です。
音素認識テストは、3種類のテストなど、多くの便利な機能を備えており、顧客の認識について必要な情報を得るための最良の方法のひとつです。
補聴器のフィッティング中にテストを使用すれば、補聴器センタースタッフは語音明瞭度の改善や周波数の低下など、補聴器のあらゆるメリットを示すことができます。音素認識テスト3.0では、補聴器センタースタッフが検査中にタブレットを第2の画面および入力デバイスとして使用することができます。
自由音場聴覚試験と同様、検出テストは、その後に識別テストや認識テストを実施するための前提条件となります。オージオグラム モードで手動で実施することも、顧客がセルフテスト モードで自分で実施することもできます。
このテストを使用して、顧客が sh や s などの高音域のことばの音を区別できるかどうかを評価します。テストは顧客が音やテスト方法に対応できるようにトレーニングから始めます。テストの流れは、その前の検出テストの結果により異なります。
このテストを使用して、顧客が sh や s などの高音域のことばの音を認識できるかどうかを評価します。ことばの音は、母音と母音の間に埋め込まれており、a-sh-a などのように意味をなさない単語を形成しています。テストは顧客のトレーニングから始めます。フローは、顧客がテストを実施している間にコントロールできます。